今さら聞けないサウナの入り方!「ととのう」ためのコツを紹介
2024.05.15
今さら聞けないサウナの入り方!「ととのう」ためのコツを紹介

サウナーにとって、サウナで「ととのう」ことは究極の喜びです。

しかし、サウナの正しい入り方や注意点などを知らないため、十分な効果が得られないという人もいるのではないでしょうか。
今さら他人に聞くのも、なんとなくためらわれてしまうでしょう。

また、サウナ初心者の方は、そもそも入り方の基本がわからないという人もいるかもしれません。

そこで、この記事では、今さら聞くことができないサウナの正しい入り方を詳しく解説します。
サウナ活動を充実させるためにもぜひ参考にしてください。

 

◆サウナの基本的な入り方


サウナの基本的な入り方

サウナ、水風呂、外気浴のセットを数回くり返すことで得られる快感のことを「ととのう」といいます。
ととのう状態では、精神が瞑想(めいそう)状態になりまるで天国にいるかのような気分になるようです。

ととのうための基本的なサウナの入り方を解説します。

 

1.まずは水分補給

サウナに入ると、予想以上に大量の汗をかきます。
入浴前にしっかりと水分補給を行っておかなければなりません。

あまり喉が渇いてないと思ってもコップ1杯程度は水を飲んでおきましょう。

 

2.髪と体を洗う

必ずシャワーなどでしっかりと髪の毛や体を洗って汚れを落としてから、サウナに入るようにしましょう。

人間の皮膚は見た目以上に汚れているものです。
汚れた皮膚には脂が詰まっているので、汗をかきにくくなります。

また、サウナの熱気で髪の毛が痛むことがあるので、トリートメントなどを使って洗髪するようにしましょう。

 

3.サウナに入室(5分~10分)

そしてサウナに入室しますが、入室時間は5分~10分を目安にします。
初心者の方は5分ほどから始めて、少しずつ時間を延ばしていきましょう。

注意点としては、濡れたままサウナに入らないことです。
濡れたままですと体の表面の水分が一気に高温になってしまうので、体表温度が急上昇してしまい、体の芯まで暖まることができません。

 

4.かけ湯をしてから水風呂へ!(1~2分)

サウナで十分に体が温まったら、かけ湯をして汗をしっかり流してから水風呂へ入りましょう。
水風呂につかる時間は1~2分ほどにします。

初心者の方は手足に水をかけることから始めて、少しずつ慣らしていきましょう。

心臓の負担を減らすために、急に水風呂に入らず、心臓からなるべく遠い手足の先などから少しずつつかることをおすすめします。

 

5.外気浴でととのう(5~10分)

サウナで芯まで温まった体を水風呂で少し冷ましたら、次は外気浴です。
「ととのう」のは外気浴中が多いようです。

外気浴は5分~10分程度が標準ですが、気分や体調と相談して時間を伸縮しましょう。
近くに寝転ぶことができるベンチや椅子などがあれば、利用するとよりリラックスできます。

 

6.サウナ→水風呂→外気浴を3回程度繰り返す

サウナに入って、次は水風呂、その次は外気浴のセットを3回程度繰り返すと、肌で温度差を感じることになります。
その結果、血液の流れが促進され、疲労回復などに効果があるとされています。

初心者の方はけっして無理をせず、短めの時間・回数から始めるようにし、徐々に増やしていくようにしましょう。

 

◆サ活をする時のマナーと注意点


サ活をする時のマナーと注意点

サウナ活動(サ活)にはいくつかの注意点があります。
サ活をする際のマナーや注意点をまとめました。

 

1.体調がすぐれない時は控える

その日の自分の体調にあわせて、無理のないようにし、体調がすぐれない日は入浴を控えることも大切です。

 

2.初心者は短めでOK

6分から12分程度がサウナに入る時間の目安ですが、初心者の方は5分程と短めの時間から始めるのがよいでしょう。

 

3.水分補給をお忘れなく

サウナは発汗作用があるので、大量の汗をかきます。
サウナに入る前、休憩中、出た後のそれぞれのタイミングで水分補給をわすれないようにしましょう。

 

4.タオルは絞って入る

濡れた状態のタオルを持ち込むと、周辺が濡れてサウナ室内の温度を下げてしまうおそれがありますし、床を濡らしてしまい、転倒を招くこともあります。

また、サウナ室内でタオルを絞るのも他の人に迷惑をかけます。
タオルを絞ってからサウナ室に入るようにすれば、他人に迷惑をかけることもありませんし、流した汗をきちんと拭くこともできます。

 

5.サウナはじかに座らずタオルを敷く

タオルを敷いてから座るようにしましょう。
サウナの中では、じかに座らないことがマナーです。
自分のタオルで自分のかいた汗をふくのがルールです。

施設によって座る場所に敷くためのバスタオルを貸し出しているところもありますし、サウナマットをあらかじめ敷いているところもあります。
タオルで洗い場の場所取りをするのもルール違反ですので注意しましょう。

 

◆サウナで期待できる健康美容効果


サウナで期待できる健康美容効果

サウナで期待できる効果はたくさんあります。
健康美容効果としては以下の効果をご説明しましょう。

 

1.血流改善

サウナの温度は70度~100度にまで上がるため、脈拍も上がり、血管も拡張するため心臓のポンプも活発になり、安静時の約2倍もの血流量になるといわれています。

 

2.デトックス

サウナでは、大量に汗をかくため、サウナは老廃物を排出してくれる、つまりデトックス効果があるといわれています。

しかし、実際は、サウナによって流れ出る汗は塩分と水分であり、老廃物や有害物質は含まれていないので、サウナにデトックス効果はないという説もあります。

 

3.疲労回復

サウナでは、安静時の2倍ほどの血流になるため、酸素の摂取量も大きくなり、筋肉疲労物質を分泌できます。
その結果、エネルギーが再び蓄えられ、疲労回復の効果があるとされています。

 

4.体臭予防

サウナは、大量の汗をかくことによって皮膚の表面の細菌や皮脂も洗い流すことが可能です。

その結果、体臭を予防でき、あわせて体内の毒素や老廃物も汗といっしょに流れ出すことができます。

 

5.美肌効果

サウナは、体が温まり血液循環を高めることができるため、酸素や栄養が肌のすみずみに行き渡らせることが可能です。

その結果、ターンオーバー(肌のサイクル)が整うことでメラニンや古い角質が排出され、シミやニキビ跡の予防、肌、角栓やごわつきの改善も期待でき、女性の美肌効果につながります。

 

6.新陳代謝

サウナは、一般的に100度のサウナに15分〜30分間入っていると、体温は最大で1.5度、基礎代謝は25パーセントほど高めることが可能といわれています。

 

7.自律神経

サウナは、交感神経と副交感神経が自動的に瞬時に切り替わり、自律神経を高めることができるので精神面が安定します。

また、ベーターエンドルフィンという脳内ホルモンが分泌され、オキシトシンやセロトニン(幸せホルモン)が上昇することも科学的に証明済みです。

 

8.快眠 など

サウナは、セロトニン(幸せホルモン)の分泌をさかんにすることができます。

サウナで蓄えられた幸せホルモンから睡眠ホルモンが作り出されることで、睡眠モードへ切り替わり、快眠が可能になります。

 

◆「ととのう」を実感してサ活をエンジョイ!


ここまで、サウナで「ととのう」ための、今さら人に聞けない正しい入り方について詳しく解説してきました。

この記事を参考にして正しくサウナに入ることで、誰でも簡単に「ととのう」ことができるようになり、いつも心身ともにとても調子の良い状態を味わうことができるようになります。
サウナー上級者の方はもちろん、サウナ初心者の方もぜひお近くのサウナに出かけて試してみてはいかがでしょうか?

なお、源泉掛け流しの天然温泉「栃木天然温泉 いきいき夢ロマン」は、都心からのアクセスもよく、快適なサウナが楽しめるおすすめの温泉施設です。
ご家族やお友達とぜひ一度お越しください。