サウナで疲れる?疲労回復のための入り方と注意点
2024.05.14
サウナで疲れる?疲労回復のための入り方と注意点

リラックスや健康促進の効果があるとされているサウナ。
しかし、せっかくサウナに行ったのに、かえって疲れてしまったという人もいます。

せっかくお金を払ってサウナに行ったのに、楽しむどころか逆に疲れてしまったというのではもったいないですね。

この記事では、サウナで疲れる理由や疲労回復のためのサウナの入り方、注意すべき点などについて解説します。

サウナ愛好家の方はぜひご参考にしてください。

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◆サウナに入ると疲れる?体がだるくなる?


サウナに入ると疲れる?体がだるくなる?
毎日積み重なった疲労を回復したり、リラックスしたりする目的でサウナに行ったのに、次の日になって体がだるくなることがあります。
なぜなのでしょうか。

そもそも、サウナは発汗や心拍数の増加などによってエネルギーを消耗するため、多少の疲労感をともなうものです。

しかし、翌日体がだるくなるほど疲れてしまうというのは要注意です。
サウナに入ることで、必要以上に疲労感を感じてしまう原因と対策について考えてみましょう。

 

◆サウナに入ると疲労してしまう原因


サウナに入ると疲労してしまう原因
サウナに行ったら必要以上に疲れてしまう理由として考えられるのは、以下の4つです。

 

1.水分不足

体内の水分量が不足するため、サウナに入った翌日に疲労を感じる可能性があります。

サウナでは大量の汗をかくため、おおむね300~500ミリリットルもの水分が失われてしまうようです。

水分量が少なくなることは、血流の悪化を招くため、人は疲れを感じやすくなります。

 

2.外気浴不足

サウナに入った後の外気浴の時間が不足する場合も、人は疲れやすくなってしまうようです。おそらく、原因としてはこれが最も一番多いのではないでしょうか。

 

3.自律神経の調整不足

サウナに入った後の外気浴の不足は、自律神経の調整不足を招きます。

サウナの熱さや水風呂の冷たさを交互に感じることによって、優位になった交感神経は、体を興奮状態にします。

しかし、その後、十分に外気浴を行うと、副交感神経が優位となり、自律神経のバランスを整えるため、人は疲れにくくなります。

しかし外気浴の時間が少ないと、交感神経が優位のままとなり、興奮状態が続いてしまうため、人はいつもよりも疲れやすくなってしまいます。

 

4.体温の調整不足

サウナに入った後、シャワーを浴びたり水風呂に入ったりして体を冷やすことによって一時的に皮膚の温度が下がってしまいます。
そこで、外気浴を行うことで下がってしまった皮膚の温度を、もとの体温まで上げていくのです。

ところが、外気浴の時間が足りないと、皮膚の温度が下がったままの状態となり、疲れやすくなってしまいます。

おまけに免疫力の低下を招くため、風邪をひいてしまうこともあるようです。

 

4.長時間サウナを利用している

限界の熱さに耐えるサウナは、長時間利用すればするほど、エネルギーを消耗するため心身への負担が大きくなります。

どうしてもがまんしてなるべく長い時間サウナに入っている方が効果的であると思い込み、無理をしてしますため、疲労感も増してしまうようです。

また、サウナを利用する時間の目安が施設に表示されていたりしますが、あくまでも目安の時間であり、適切なサウナの利用時間は人によって異なります。
疲れやすい人という人は、自分に適したサウナ時間でないのかもしれません。

 

5.過度な疲労がたまっている

ふだんから過度に疲労がたまっている人は、自律神経も疲労しています。

そのような人がサウナに入ることは、さらに自律神経を疲労させてしまうため、疲労感がますます大きくなってしまうようです。

 

◆疲労回復につながるサウナの入り方


疲労回復につながるサウナの入り方

では、疲労回復につながるサウナの入り方はどうすればよいのでしょうか。
3つの対策をご紹介しましょう。

 

1.水分補給

サウナは、大量の汗をかくため、サウナに入る前後の水分補給は大切です。
サウナで疲れているという人は、水分補給を心がけてください。

また、サウナの後にお酒を飲むと、アルコールには利尿作用があるため、体内の水分がさらに失われてしまいます。

利尿作用のあるお酒やコーヒーなどを飲んだら、それ以上の量の水分を補給するようにしましょう。

 

2.サウナ→水風呂→外気浴の時間や回数を少なめに

サウナに長時間はいることはそれだけ心身に負担をかけるため、かえって疲労感を高めてしまいます。

 また、ととのうためには、「サウナ→水風呂→外気浴」を2〜4セット繰り返すのがよいといわれています。
それぞれの時間やセットの回数を増やすと、体に必要以上の負荷をかけてしまいます。
疲れてしまうという人は、このサイクルの時間や回数を見直す必要があります。

 

3.外気浴では冷えすぎ注意

外気浴の時間が少ないと交感神経が優位になったままなので、体が疲れやすい状態になります。

外気浴を行うことで、水風呂で冷えた体温を元に戻すことが可能です。
しかし、外気浴の時間が短くて体が冷えすぎたままだと、血行が悪くなり、免疫力も低下します。
その結果、疲れもたまりやすくなりますので注意が必要です。

 

4.疲れを取りたいなら低温サウナや岩盤浴

サウナにはいろんな種類があり、一般的な高温サウナに加えて、低温サウナや岩盤浴、ミストサウナ、ソルティサウナなどもあります。

疲れを取りたいなら、温度が高くない分疲労感を感じない、低温サウナや岩盤浴がおすすめです。

自分の体調と相談しながらサウナや岩盤浴を試してみるのも、心身の疲労回復には効果的かもしれません。

 

◆サ活で注意点はある?


サ活で注意点はある?
サウナ活動(サ活)で注意すべき点をまとめました。

 

1.サウナ前は飲酒NG

サウナは血管を温め、血圧を下げる働きがありますが、アルコールもまた血圧を下げる働きがあります。

そのため、お酒を飲んでサウナに入ると血圧が下がりすぎる可能性があり、意識がなくなったり、不整脈が起きたりするおそれがあるので注意が必要です。

 

2.水分補給はしっかり

サウナでは日常生活以上に発汗するため、脱水状態になるおそれがあります。

脱水症状になると、体内の血液量が減少し、酸素や栄養が全身に行きわたらなくなり、倦怠感やめまいが生じることがあります。

入浴の前や入浴中、入浴後に、それぞれ水分補給をしっかり行いましょう。

 

3.サウナ前の食事を控えめに

サウナによって温められた皮膚は、表面に流れる血液量が増加します。
そのため、胃腸などに集まる血液量が少なくなります。

血液が皮膚に集められてしまうと、胃腸はうまく消化ができません。
サウナ前の食事は控えめにしておきましょう。

 

4.マナーを守って利用すること

施設によってもサウナの入り方は異なりますが、基本的なマナーは以下のとおりです。
しっかりマナーを守って、まわりの人に魅惑をかけないようにしましょう。

・体と頭を洗ってからサウナに入る
・サウナ中はなるべく会話を控える
・サウナ中はタオルを絞らない
・サウナに入る前にタオルを絞っておく
・じかに座らずタオルを敷いてから座る
・汗を流してから水風呂に入る
・タオルや髪を水風呂につけない

 

栃木でサウナを楽しむならいきいき夢ロマン


この記事では、サウナで疲れる原因や疲労回復のための入り方や注意点について解説してきました。
サウナで疲れを感じてしまうのは、水分不足や長時間サウナを利用していること、過度な疲労がたまっていることなどが原因です。

疲労回復のためには、水分補給、入浴時間・外気浴時間の見直し、低温サウナや岩盤浴などを取り入れる必要があります。
サウナで疲労を感じることなく、楽しく快適に効用が得られるようにしたいものです。

なお、源泉掛け流しの天然温泉「栃木天然温泉 いきいき夢ロマン」は、都心からのアクセスのよい栃木県内にあります。
栃木でサウナを楽しむならいきいき夢ロマンにぜひ一度お越しください。

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