若い人を中心にサウナは大人気です。
その理由は、サウナは健康に良いからという声をよく聞きます。
しかし、サウナに通えば本当に健康が促進されるのでしょうか。
また、サウナにはどのようなメリットがあり、効果的な健康法があるのでしょうか。
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◆サウナは本当に健康のために良い?
サウナでは、さまざまな健康効果が得られるとされています。
サウナに入ることで得られる健康法にはどういったものがあるのでしょうか。
血流促進により様々な効果が
「ドライサウナ」は、昔ながらの80度以上の高温のサウナです。
大量の汗をかくので、疲労回復やむくみ解消、快眠効果などに効果があります。
「スチームサウナ」は、水蒸気で4度~50度の室温にするサウナです。
汗が排出され、毛穴が開くので、毛穴の詰まりが取り除かれ、肌がきれいになります。
サウナが体に良いのは、一言で言うと血流が良くなるからです。
体が温まると、血管が広がり、血行が促進され、血管を通して、全身に栄養が届けられ、老廃物が捨てられるのです。
そのため、サウナはいろんな健康効果がもたらされるといわれています。
◆サウナ健康法のメリット
サウナは80度以上の高温なので、日頃使っていない体の機能を活性化させます。
具体的な健康法を解説していきましょう。
サウナの健康メリット① 体調の改善
サウナは具体的に以下の効果があるので、体調の改善を助けるといわれています。
具体的に確認していきましょう。
1.酸素と栄養が行き渡る
サウナに入るとその熱さで血管が広がり全身の血行が促進されるので、酸素と栄養が体中に行きわたるとともに老廃物の廃棄が可能です。
2.ストレスと疲労回復
サウナの熱さが全身の皮膚を刺激するため中枢神経が高められ、その結果、体の機能が整えられます。
さらに、酸素の摂取量が増えることで、筋肉疲労物質が取り除かれ、肉体疲労の回復が可能です。
3.美容・美肌効果
サウナは血流を促進し、胃腸の働きを活性化し、胃腸の働きを高め、食欲を高めることが可能です。
食事で栄養を体内に取り入れ、不要なものをどんどん排出するため、美肌効果が促進します。
サウナの健康メリット② 就寝前のサウナで快眠効果が
サウナ後は体温の低下によりよく眠れるといわれています。
人は、体温が下げることで、寝る準備をしましょうと脳に伝える仕組みになっています。
つまりサウナによって一時的に温められた体が、そのあと冷えることで、眠りにつきやすくするのです。
また、サウナに入れば、自律神経のバランスが整えられるとともに、スポーツをした後と同じくらいの心地よい疲労感を得ることが可能です。
そのため、サウナに入った日は、入らない日よりも質の良い睡眠が得られるといわれています。
ちなみに、サウナの本場、フィンランドでは睡眠の改善にサウナが利用されていることで有名です。
「サウナに入れば睡眠薬は必要ない」
とさえいわれています。
サウナの健康メリット③ 様々な病気のリスクを軽減
サウナの習慣は、自律神経を整えて血管の弾力性を増す効果があります。
疲労回復や睡眠の質の改善、認知症、心筋梗塞などの心血管病の予防に有益と考えられています。
◆サウナの効果を高める正しい利用方法
サウナの効果を高めるためには、正しい利用方法を心がけることが必要です。
いくつかの注意すべき点をご説明します。
1.サウナ前に水分補給
サウナに入る前の水分補給はしっかりおこなうようにしましょう。
1回のサウナで約500mLもの大量の汗をかくといわれています。
汗で失われる水分を補い、脱水症を予防するためにもしっかり水分を補給することが大切です。
また、サウナで汗を流すことで、体の老廃物の放出が可能です。
たくさん水を飲んでおくと、サウナで気持ちよく汗を流すことができるという効果もあります。
2.シャワーで身体や頭の汚れを軽く洗い流す
不特定多数の人が利用するサウナは、体や頭の汚れを軽く洗い流し、体を清潔にしてから入るのが他の人へのマナーというものです。
また、事前に皮膚や汗腺に汚れを落として汗をかきやすくしておくことで、サウナの効果もより高めることができるでしょう。
3.サウナ室の利用は10分以内
サウナ初心者の方は、決して無理せずに最初は10分以内で出るようにしましょう。
サウナの温度は80度以上に上がることもあります。
入浴時間や水分摂取には十分注意しなければなりません。
そうして、体と相談しながら次第に入浴時間を長くしていくようにしますが、20分間を最長としましょう。
また、サウナは室内が上段と下段の2段になっているところが多いのですが、上段の方が熱くなっているのが通常です。
熱すぎて我慢ができないと感じた時は、下段の方に座るようにしましょう。
4.かけ湯をしてから水風呂へ
サウナと水風呂はセットで設置されているのが基本です。
サウナ室から出たら、マナーとしてかけ湯で汗を流してから水風呂へ入るようにしましょう。
最初は、体の一部の腕や足などに冷水をかけることから始め、しだいに冷水に触れる部分を増やしていきます。
かけ湯は冷たいと感じるくらいで良いので、30度のぬるま湯でもかまいません。
近年よく見かける1人用サウナなどでは水風呂がないところも多いようです。
シャワーでかけ湯の代用することも問題ありません。
5.外気浴でクールダウン
水風呂の後は、外気浴でクールダウンするのがサウナでの一般的な流れです。
サウナ→水風呂→外気浴の順に1〜3回繰り返すのが基本パターンです。
ただし、無理せず、体調によっては1回だけでもかまいません。
ゆっくり座って10分休憩をとるようにしましょう。
体調にもよりますが、外気浴の時間はサウナに入った時間の2倍の時間が目安です。
可能なら屋外で座って休憩できるとなお良いでしょう。
屋外の空気に触れると、気分がリフレッシュされます。
◆安全のための注意点やよくある質問
サウナを安全に利用するためには注意すべき点がいくつかあります。
注意点やよくある質問の回答についてご説明します。
1.サウナは体に悪影響はある?
サウナは、血圧などに悪影響を及ぼすことも、入り方次第では考えられます。
サウナに入る前にお風呂に3分つかることで体を温めてからの方が、血圧が急激に上がりにくくなるので、急激に血圧が上がるのを防ぐため安全です。
2.サウナは週に何回がベスト?
サウナはなるべく多く利用した方が美容や健康に良いのではないかと考える人が多いようです。
公益社団法人日本サウナ・スパ協会は週に2回を推奨しています。
高温のサウナ室で汗を流し、その後水風呂で体を冷やすというパターンを繰り返すことは、体に大きな負担をあたえます。
また、毎日サウナに入り続けると、交感神経が過度に刺激されるため、いわゆる「サウナ依存症」になり、サウナに入らないと落ち着かなくなってしまうおそれもあります。
たくさんサウナに入れば、それだけ効果が高まるというものではないので、体調や目的に合わせて臨機応変にサウナを楽しむようにしましょう。
3.サウナを控えた方が良い人は?
肉体的にも精神的にも効果があるサウナですが、利用を控えた方がいい場合もあります。
・飲酒の後や、発汗に影響がある薬を服用した後
・少しでも体調に不安がある時
・サウナ利用中に体調が悪くなった時
以上の場合は、すぐにサウナの利用を中止しましょう。
動脈硬化・心臓病、高血圧・高度の糖尿病の方、あるいは最近心臓発作を起こした方、妊娠中の方なども利用を避けるべきです。
また、持病がある方は、必ず医師に相談してから利用するようにしましょう。
4.サウナ直後の水風呂は注意
サウナ直後に水風呂で急激に体温を下げる行為は、血圧の急上昇や心臓への負担などリスクがあるため、適切な間隔をあけてからにしましょう。
または30度くらいのぬるま湯に入ったり、水風呂には入らずに外気浴のみにしたりするのもおすすめです。
また、一気に全身まで入ると心臓への負担が極端に大きくなるので、手や腕を先に浸け、心臓の遠い所足の先からゆっくり入るようにしましょう。
◆無理なく安全にサウナを利用して健康効果を得よう
サウナは効果的な利用方法をとることで、体や心によい影響をあたえてくれます。
無理なくサウナの健康法を体得するようにしましょう。
サウナには、ドライサウナ、スチームサウナ、冷水浴、外気浴などさまざまな種類のものを楽しむことができます。
自分に最適なサウナを見つけて、リラックスでき、健康法を体得し、サウナ生活を満喫しましょう。
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