手軽にリフレッシュできる施設として、温泉は今や日常に根付いた身近な存在です。
しかし、温泉は男性でも女性でも、日本人でも外国人観光客でも楽しめる共同施設なので、入り方には基本的なマナーがあります。
マナーをしっかりおさえておくことで、より快適かつ効果的に温泉を楽しむことが可能です。
そこで、この記事では、温泉の入り方や入浴時の基本的マナーを解説します。
温泉初心者の方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
▼栃木県にお越しの際は、日帰り天然温泉「いきいき夢ロマン」にぜひお立ち寄りください。
◆温泉の入り方・マナー【基本】
温泉の入り方には、プロセスごとにいろんなマナーがあります。
最初に、基本的なマナーからご紹介しましょう。
1.走らない
温泉では、走らないことは大切なマナーです。
走ると他の動きをさまたげますし、滑ってけがをするおそれもあります。
2.遊ばない/遊ばせない
温泉の中はフリースペースではありません。
小さなお子様連れの方は、お子様が遊ばないよう、遊ばせないように注意しましょう。
3.私語はひかえめに
温泉の中では私語はひかえめにしましょう。
大声で会話することは、静かにゆっくりと過ごしたい人の迷惑になります。
会話したい場合は、ロビーや脱衣所で行いましょう。
4.入浴前後は水分補給を
入浴中は発汗するので、体内の水分が失われてしまいます。
脱水症状になったり湯あたりになったりするのを防ぐためにも、こまめな水分摂取が大切です。
入浴前後の水分補給を欠かさないようにしましょう。
5.必要ないものは持ち込まない
温泉は他人と共同で利用する施設です。
携帯電話、雑誌、防水テレビ・ラジオ、腕時計など必要ないものは持ち込まないようにしましょう。
6.飲酒後や体調不良時は控える
飲酒すると一時的に血圧が低下しますが、お湯につかるとさらに血圧が低下してしまいます。そのため、脳や心臓への血液が不足して、脳貧血などを起こして倒れてしまうおそれがあります。
飲酒後の入浴は控えましょう。
また、体調が悪い時も、入浴すると体内の水分が失われ脱水症状になりやすいので控えた方がよいでしょう。
◆温泉の入り方・マナー【脱衣所】
続いて脱衣所におけるマナーをご紹介します。
1.脱いだ服はきれいにたたむ
脱衣かごや脱衣棚に脱いだ服はきれいにたたんで収めておきましょう。
温泉に限りませんが、大人のマナーとして整理整頓は大切です。
2.スマホ、携帯電話の使用はNG
温泉内でスマホや携帯電話を使用しないようにしましょう。
静かな温泉内で携帯電話の着信音が鳴ったり、会話したりしていると、他の人の迷惑になります。
3.貴重品は自己管理
脱衣所には極力貴重品は持ち込まないようにしましょう。
どうしても持ち込まなければならない場合は、鍵のついたロッカーやコインロッカー、あるいは貴重品専用ボックスなどに収めるようにしましょう。
貴重品は自己管理が原則です。
貴重品の管理は自己管理である旨は、施設内のポスターのイラストなどに注意書きとしても書かれています。
盗難があった場合は、警察に盗難届をすることは必要ですが、明確な過失がない限り施設側に責任を問うことはできません。
◆温泉の入り方・マナー【入浴前】
続いて洗い場でのマナーをご紹介します。
1.お風呂は体を洗ってから
温泉は共同施設です。
衛生面で体を洗ってから温泉に入るようにしましょう。
2.シャワーの水しぶきを飛ばさない
入浴中は、まわりの人に水しぶきが飛ばないように注意しましょう。
3.洗い場の場所取りはNG
温泉の洗い場では、タオルなどを置いて場所取りをするのはやめましょう。
4.周りに気をつけて体を洗う
温泉でシャワーやシャンプー、せっけんを使う際は、湯しぶきや泡が近くの人に飛ばないように周りに気をつけて体を洗うのは当然です
5.使用したイスや桶は洗ってから戻す
温泉で使用したイスや桶は、洗ってから戻しましょう。
シャンプーなどの泡や汚れが付いたままだと、次の利用者が気持ちよく使えません。
使用した椅子や桶も、元の位置に戻しておきましょう。
◆温泉の入り方・マナー【入浴】
続いて入浴時のマナーをご紹介します。
1.入る前にかけ湯をする
入浴前は体についた汚れを流すために、かけ湯をしましょう。
かけ湯は、温泉の成分やお湯の熱さに体を慣らす目的もあります。
足先など心臓から遠い部分から、少しずつ数回に分けてお湯をかけるとよいでしょう。
2.湯尻から入る
湯船には、湯尻のほうから入るのがマナーです、
湯口から入るのは、新鮮な湯が沸いている部分から入ることになるので、先に入っている人たちに対して失礼です。
3.ゆっくり出入りする
湯船に入る時は、先にお湯につかっている人の顔に湯しぶきがかからないように、ゆっくり出入りするよう注意が必要です。
4.長い髪は束ねる
長い髪の人は髪の毛がお湯につからないように、ゴムなどで束ねた髪型にしましょう。
あるいは、タオルキャップをかぶるのも有効です。
5.湯船にタオルはつけない
体を隠すために、湯船にタオルをつけて入浴しているシーンをテレビでよく見かけます。
しかし、湯船にタオルをつけるのは、お湯がよごれてしまうのでNGです。
たとえきれいなタオルでも、雑菌やせっけんのカスが付着している場合があります。
6.私語はひかえめに
温泉は、みんながリラックスするための場所です。
日本語であれ英語であれ、私語はひかえめにしましょう。
7.湯当たりに注意
「湯当たり」とは、温入浴後、頭痛、めまい、寒気といった体調不良を感じることです。
「湯あたり」は、その温泉の泉質が体に合わないことが原因の場合と、一時的に体調不良となる「好転反応」の場合があります。
入浴の際は、温泉の泉質や、温度、入浴時間などに気をつけましょう。
8.子どもから目を離さない
子ども連れの方は、自分の子どもから目を離さないようにしましょう。
子どもたちだけで入浴させないようにし、浴室を離れる時は、子どもと一緒に移動するよう注意が必要です。
9.飲酒されている方、体調不良の方はNG
飲酒直後は、一時的に血圧が低下し、お湯につかるとさらに血圧が低下してしまいます。
そのため、脳や心臓に送られるはずの血液が不足して、脳貧血などを起こしてしまうおそれがあります。
また、体調不良の方が入浴すると、脱水症状になりやすくなります。
体調不良の時も入浴は避けるようにしましょう。
◆温泉の入り方・マナー【入浴後】
続いて入浴後のマナーをご紹介します。
1.浴室から出る際はしっかり体を拭く
脱衣所にお湯がしたたり落ちることがないように、入浴後はしっかり体を拭くようにしましょう。
また、床が濡れているため滑って転倒するのを防ぐこともできます。
2.あがり湯はしない方が効果的
日本では、海外と違って風呂上りには「あがり湯」をするのが一般的です。
「あがり湯」とは、入浴後に桶にお湯を入れて肩からかけたり、シャワーを浴びたりして体を清めることです。
しかし、温泉の場合は「あがり湯」はしない方が効果的といわれています。
温泉で皮膚から吸収された温泉成分は、入浴後も3時間程度は肌に付着し体に吸収されるからです。
◆温泉の入り方・マナー【その他】
最後に、その他の温泉の入り方のマナーをご紹介します。
1.洗濯NG
温泉の中では洗濯は禁止です。
子どものおむつを洗ったりしないようにしましょう。
洗剤や石けんなどの成分がお湯に入ってしまう危険性があります。
2.髪染めNG
温泉の中や脱衣室での髪染めや化粧も禁止です。
染料などが浴室や湯船、脱衣室を汚してしまうおそれがあります。
3.居眠りはNG
入浴中に、居眠りすると、おぼれてしまう可能性があり危険です。
休憩時はベンチや外気浴スぺ―スに移動しましょう。
◆日帰り天然温泉「いきいき夢ロマン」で心身ともにリフレッシュ
この記事では、温泉の正しい入り方や入浴時の基本マナーを解説してきました。
温泉は、誰でも気軽に入れる共同施設です。
基本的なマナーを守ることで、利用者全員が快適な時間を過ごせます。
温泉に行って、心身ともにリフレッシュしましょう。
なお、源泉掛け流しの天然温泉「栃木天然温泉 いきいき夢ロマン」は、東京からのアクセスも良好で、泉質・設備・サービスいずれも十分ご満足いただける、おすすめの温泉施設です。
ぜひ一度お越しください。
▼栃木県にお越しの際は、日帰り天然温泉「いきいき夢ロマン」にぜひお立ち寄りください。