ジェットバスの効果とは?5つのメリットや注意点、温泉でのジェットバス活用法
2024.02.13
ジェットバスの効果とは?5つのメリットや注意点、温泉でのジェットバス活用法

ジェットバスが設けられているスーパー銭湯や温泉に出会うことがあります。
見るからに体によさそうですし、全身マッサージを受けている印象があるので、ついついジェットバスの泡を長時間浴びたくなってしまいますね。

ジェットバスには実際どのようにメリットや効果があるのでしょうか。
また、入浴の際、どのような点に注意しなければならないのでしょうか。

そこで、この記事では、ジェットバスのメリットや注意点、温泉での活用方法などを解説します。

 

◆そもそもジェットバスとは?



そもそも「ジェットバス」とは、お湯が噴射されるお風呂のことで、気泡を含んだお湯が浴槽の側面や底面から噴射できる仕組みになっています。

「ジャグジー」や「スーパー」とも呼ばれていますが、「ジャグジー」とはジェットバスの登録商標のことです。

また、「スーパー」とは、正式には、温泉や鉱泉の効用を生かして、入浴やマッサージを組み合わせたもののことを言います。

 

◆ジェットバスの5つの効果


ジェットバスには5つの効果があるとされています。
ジェットバスの5つの効果とは、どのようなものなのでしょうか。

 

1.温浴効果

ジェットバスから噴出される泡には、血流促進効果があるため、温浴効果が高まることで体の芯から温まることが可能です。
その結果、入浴後でも湯冷めしにくくなります。

 

2.ダイエット効果

ジェットバスはダイエットにもおすすめです。
ジェットバスにより、水中の気泡が分解することによって生じる超音波は、脂肪分解を促進する効果があります。

 

3.美肌効果

肌荒れの原因の一つが血行不良です。
ジェットバスは、血流を促進することで肌のトーンアップやくすみを和らげる効果があり、老廃物も排出されるので美肌効果が期待できます。

 

4.マッサージ効果

ジェットバスは、気泡と水流が「フラッター効果」と呼ばれる振動をもたらします。
この振動はマッサージ効果があり、噴出される水圧で凝り固まった筋肉をもみほぐすことが可能であり、わざわざマッサージ店に出向く必要がありません。

 

5.リラックス効果

ジェットバスによる気泡は、精神的なリラックスにつながります。
忙しい1日が終わって、ゆっくりとぜいたくなジェットバスによるバスタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

◆ジェットバスがおすすめな人


ジェットバスは、心身によい刺激を与えるマッサージ効果があるので、美容健康効果を得たい人には効果が期待できます。
また、ジェットバスは疲労回復の効果もあるので、毎日忙しくてストレスが溜まりがちな人にもおすすめです。

 

◆ジェットバスの注意点


ジェットバスにはたくさんの効果がありますが、注意点もあります。
心臓への負担がかかるため、長くても10分を目安にし、長時間の利用は控えるようにしましょう。
入浴前に十分な水分補給をしておくのはもちろんですが、入浴中に発汗や、眠気を感じたらただちに入浴を中断するべきです。

また、寒い冬の日などは血圧の急激な変化によって、心筋梗塞や脳卒中などの恐れがあるので注意しましょう。
脱衣所を22~23℃程度に温めておくことや、湯船のフタを開けて浴室を温めておくという対策をおすすめします。

さらに、お湯の温度は42℃以下にして熱すぎないようにし、手足など心臓から遠い部分からかけ湯をしてから湯船につかるようにしましょう。

 

◆ジェットバスを活用した温泉の入浴法


ジェットバスを活用した温泉に入浴する際は、脱水症状を起こさないように、しっかりと水分補給をしなければならないのは、言うまでもありません。

炭酸泉やお風呂などで事前に体を温めておくとより効果的です。
炭酸泉は、酸素の供給や血行を促進する効果があるとされています。

「フラッター効果」と呼ばれるジェットバスの激しい水流と気泡は、振動を生み出すことで、高いマッサージ効果をもたらします。
ジェットバスに入ったら、脂肪が気になるカ所に水量を当てるようにしましょう。
こうして、継続してジェットバスへ入ることで体質が変化していくのがわかります。

サウナに入ることも効果的ですが、お酒を飲んで入ったり、何度も入ったりするのは厳禁です。

露天風呂があれば、さらに良いでしょう。
露天風呂は自然と一体感があるため、副交感神経が正常に働き、精神が安定し、高レベルで自律神経がととのいます。

 

◆お風呂に関連する質問



お風呂に関連するよくある質問をまとめました。
より楽しく入浴するためにもぜひご参考にしてください。

 

お風呂に浸かるとどんな効果がある?

お風呂に浸かることは、さまざまな効果が認められています。
どのような効果があるのでしょうか。

① 温熱作用
温かいお風呂に入って体が温まると、血管が広がるため、豊富な血液が体内を循環し、新陳代謝を高める効果が期待できます。
また、「リラックス効果」や「体の修復」をつかさどる副交感神経が優位となるため、筋肉や関節の緊張や神経の過敏性を抑えることができます。
その結果、快眠、リラックス、疲労回復、肩こり・腰痛の緩和、神経痛改善などの効果が期待できます。

② 静水圧作用
湯船につかると、体全体に水圧がかかるため、血行が促進され、新陳代謝が高まり、足のむくみや疲労の解消が可能です。

③ 浮力作用
湯船の中では浮力がかかるため、重力から解放され、筋肉や関節の緊張がゆるみ、腰痛の緩和、リラックスなどの効果が期待できます。

④ 粘性・抵抗性作用
湯船の中でストレッチなどをすると、筋肉に刺激を与え、生活習慣病の改善といった運動療法的な効果が期待可能です。

⑤ 清浄作用
お湯につかると毛穴が開くので、皮膚の表面の皮脂や汚れを流すなど、肌の健康保持が期待できます。

 

水風呂はどんな効果がある?

水風呂に入ることも健康と美容には効果的です。
水風呂の効果にはどのようなものがあるのでしょうか。

① 血行促進による免疫力アップ
水風呂は体温より低いため、体が一時的に冷えるため、それ以上の体温の低下をさせないよう血流が活発になります。
こうして血液中の白血球が細菌やウィルスを攻撃するため、免疫力アップが可能です。

② 自律神経やホルモンバランスが整う
水風呂と温泉を利用すると自律神経が整うと言われています。

自律神経は交感神経と、副交感神経で構成されており、温かいお湯の温泉は交感神経を刺激し、水風呂は副交感神経を刺激し、その結果、自律神経の正常化が可能です。

また、水風呂には副腎を刺激することで、ホルモンバランスを整えてくれる効果も期待できます。

③ 温冷交代浴で血圧改善
水風呂は冷たいので血圧が上がり、温泉は暖かいので血圧が下がります。
水風呂と温泉に交互に浸かれば、血圧の上下を繰り返すことで血圧の改善が可能です。

④ カロリーを消費してダイエット効果も
水風呂は体温が下がるので、体温を上昇させるためにカロリーを消費して脂肪を燃焼させることで、ダイエット効果が期待できます。
水風呂の温度は20℃、入浴時間は5~10分が最適です。

⑤ 肌の引き締め効果
水風呂に浸かると肌が引き締められ、しわやたるみが目立たなくなります。

⑥ 抜け毛や薄毛に効果が期待できるかも
水風呂は、頭皮の毛細血管の血行を高めるので、髪の毛への栄養補給の促進が可能です。
また、毛穴を引き締めるので育毛を促進するとともに、抜け毛の防止が期待できます。

 

◆ジェットバスの効果を知り温泉を楽しもう


ここまで、ジェットバスの効果やメリット、注意点などを解説してきました。
ジェットバスの効果を知っておけば、温泉に浸かる効果や楽しみがさらにアップすることでしょう。
この機会に、ジェットバスが備わっている温泉やお風呂を見つけて出かけてみてはいかがでしょうか。

なお、源泉掛け流しの天然温泉「栃木天然温泉 いきいき夢ロマン」は、都心からのアクセスもよく、ジェットバスも楽しめるおすすめの施設です。
ぜひ一度お出かけください。