足つぼマッサージの効果を解説!簡単セルフケアもご紹介
2024.08.03
足つぼマッサージの効果を解説!簡単セルフケアもご紹介

足つぼは、手軽なマッサージ方法として知られています。
しかし、具体的にどのような効果があるのか知っている人は、案外少ないのではないでしょうか。

そこで、この記事では、足つぼマッサージの効果や効果を高めるためのコツについて解説します。

セルフケアについてもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

 

◆なぜ、足つぼマッサージは痛いのか?


なぜ、足つぼマッサージは痛いのか?

「痛い」というイメージがつきまとうのが足つぼマッサージです。
どうして、足つぼマッサージは痛いのでしょうか。

古来より人間は、裸足ででこぼこのある道を歩いており、常に足の裏に刺激を受けていました。
しかし現代人は靴を履き、舗装された平らな道を歩くため、足裏の刺激をほとんど受けていません。
そのため現代人は、特に足裏の刺激に敏感になっています。

足裏には、内臓や器官につながる末梢(まっしょう)神経が集った反射区という場所があります。
反射区は、いわゆる足の裏のつぼというわけです。

医学的には、足つぼマッサージにより、自律神経系に影響を及ぼすとされています。
そのため、体のどこかに疲労や不調がある場合に、足裏のつぼを刺激すると、痛みを感じてしまうようです。

しかし、足裏をしっかりもみほぐしていけば、不思議と痛みは時間が経つにつれて消えていきます。

 

◆足つぼマッサージで期待できる効果


足つぼマッサージで期待できる効果

足つぼマッサージには5つの期待できる効果があるといわれています。
それぞれの効果を順番にご紹介しましょう。

 

1.全身の不調の改善(各器官の活性化)

足つぼは内臓や器官と神経でつながっているとされるため、足のつぼに刺激を効果的に与えることで、対応する器官の活性化がはかれます。

例をあげると、胃や腸につながっているとされる土踏まずの近くにあるつぼを刺激することによって、胃の不調や便秘などを解消できるようです。

このように、体の不調に対応した足裏のつぼを刺激すると効果が期待できます。

 

2.血行促進、デトックス

足つぼをもみほぐして刺激することで、血行が促進され、内臓が活性化し、排せつ機能も高まり、むくみや冷え性、疲労、だるさなどを解消できるでしょう。

また、血行が促進されることで、代謝が高まり、体内の老廃物が排出され、そのデトックス効果によって美容効果も期待できます。

 

3.姿勢改善

体の筋肉や足裏の土踏まずのアーチなどによって、全身の姿勢は支えられています。
足裏がむくんだりして土踏まずのアーチが崩れ、うまく機能しなくなると、体のバランスが崩れ、姿勢が悪くなってしまうようです。

足つぼマッサージは、血行を促進させ、足裏のむくみを解消するので、姿勢の改善にも効果が期待できます。

 

4.リラックス効果

足つぼマッサージをすると、体の不調が改善され、精神的にもリラックスできるようです。
体が不調だと、精神的にも不調を招いてしまうでしょう。
仕事の合間に足つぼマッサージをするだけで、かなりのリラックス効果が期待できます。

また、足つぼマッサージは、自律神経を整える効果があるとされています。
足裏の刺激は、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにできるため、自律神経が整い、心身がリラックスできるというわけです。

 

5.自然治癒力の維持向上

ストレスや疲れなどがあると、人間の自然治癒力は低下してしまいます。
足つぼマッサージは、体の働きを調整する自律神経を整えることができるようです。
自律神経が整うことで、自然治癒力の向上が期待できます。

 

◆足つぼマッサージを始める前に!効果を高めるコツ


足つぼマッサージを始める前に!効果を高めるコツ

足つぼマッサージは手軽で、しかも高い効果を期待できるものです。
足つぼマッサージを受ける・実施する前の、効果を高める6つのポイントをご紹介します。

 

1.強さはイタ気持ちいい程度

足つぼマッサージは、痛いほど効果があるようなイメージがありますが、これは間違いです。
テレビなどでよく見る強さは、足や指を傷める恐れがあります。

自分で行う場合は、「イタ気持ちよい」程度の力加減にしましょう。
施術を受ける場合でも、痛すぎる場合は我慢せず伝えることが大切です。

腕だけで指圧しようとせず、上半身の体重をかけたり、刺激する方の足を曲げたりして効率的に力をかけられるようにしましょう。

 

2.足湯や蒸しタオルなどであたためると効果アップ

足つぼマッサージは、足の筋肉が温まっている時が、より効果的のようです。
そのため、足湯や蒸しタオルなどであたためると効果アップが期待できます。

 

3.調子の悪い場所に対応したつぼを押す

足には、内臓や器官に対応したつぼがあります。
調子の悪い場所に対応したツボを押すようにしましょう。

頭が重かったり、睡眠不足を感じたりした場合は、親指を適切な力加減で刺激すると効果的です。

 

4.ハンドクリームやボディクリームなどを手や足に塗る

手の滑りをよくすると、足つぼの指圧を行いやすくなります。
また、手指が滑ってけがをすることもないでしょう。

ハンドクリームやボディクリームなどを手や足に塗ると、指圧の際滑りがよくなってきます。
クリームがない場合は、お風呂から出てすぐに足つぼマッサージを行うという方法でもかまいません。

 

5.マッサージ器やゴルフボールなどのグッズを使うのもおすすめ

うまく指の力が入らないという方は、マッサージ器やゴルフボールを使うのもおすすめです。
その他、100均でも購入できるマッサージボード(板)、専用の棒、マットなどでも代用できます。

 

6.食後や飲酒後、妊娠中・持病がある方は控える

足つぼマッサージは、食後や飲食後、妊娠中・持病がある方は控えるようにしましょう。
食後は、足つぼへの指圧によって血行がよくなり、消化器官の血液が分散されるので、消化が悪くなるおそれがあります。

また、アルコールを摂取した後マッサージを行うと、気持ちが悪くなることがあるようです。
妊娠中の方や、心臓病、高血圧、腎臓病、糖尿病などの持病をお持ちの方も足つぼマッサージは控えるべきでしょう。

 

◆自分でできる!足裏・足つぼマッサージ


自分でできる!足裏・足つぼマッサージ

足つぼマッサージは自分でもできます。
自分でできる足つぼマッサージをご紹介しますので、ぜひ実践してみましょう!

 

1.手の親指ですべらせるように押す

足つぼはグイグイ狙って押すよりも、周囲の血流を促すイメージで、手の親指ですべらせるように押すのがコツです。

 

2.親指

足の親指は、頭の反射区です。
寝不足や考え事が多いときは頭に負担がかかります。

足裏のつぼを刺激すうと、頭がすっきりしてくるでしょう。

 

3.人差し指と中指の付け根

人差し指・中指の付け根は、目の反射区です。

目が疲れた時は、足の人差し指と中指の付け根のつぼを刺激するとよいでしょう。
スマホを見すぎる傾向がある方や、デスクワークの方には、特におすすめです。

 

4.土踏まず

胃の反射区は足の土踏まずです。

不規則な食生活やストレスで胃が弱っている人は、土踏まずのつぼをしっかりもみほぐすと胃腸の働きがよくなるようです。
土踏まずのつぼを押すと、飲みすぎや食べ過ぎ、食欲不振に効果が期待できます。

 

5.くるぶし

足裏ではありませんが、くるぶしはリンパの反射区です。

くるぶしのつぼを刺激することで、リンパの流れが改善され、むくみがケアされます。
特にむくみが気になる方におすすめです。

 

◆足裏・足つぼマッサージなら「いきいき夢ロマン」へ


足つぼマッサージは簡単なうえ、体の不調に多くの効果をもたらします。

日ごろから足つぼマッサージでケアをしておけば、痛みや疲れから解放され、健康的な暮らしができるでしょう。
ぜひ、毎日、足つぼマッサージを習慣づけるようにしてみてはいかがでしょうか。

なお、源泉掛け流しの天然温泉「栃木天然温泉 いきいき夢ロマン」は、都心からのアクセスもよく、本格的な足つぼマッサージを受けることができるおすすめの温泉施設です。

ご家族やお友達とぜひ一度お越しください。